韓非子による進言者の10の危険
韓非子は、進言者の心得として以下の10点に留意すべしと説いている。
サラリーマンならずとも、上司がある人は、以下のことがないか注意してみよう。
君主を上司と置き換えて読んでみると面白い。
会社でもしたたかに生き抜こう!
皮肉も多分に込められているが、慎重第一だ。
人を見て法を説くことが大切。
- 君主が秘密にしていることを、それと知らずに進言すれば危ない。
- 君主が表面であることをしているとみせかけて、裏面でそれと違ったことをやっているとき、これを見抜けば危ない。
- 進言が採用された時に、他のものがこれをスパイして漏らせば、進言者は疑われる。
- 仕えて日浅く、まだ信用されていないのに、才能の全部を見せてしまえば、計画が成功しても賞されず、失敗すれば疑われる。
- 君主の落ち度をあばき、道徳論をふりかざして責めれば危ない。
- 君主が人の意見で成功し、それを自分の手柄にしようとしているのを知った者は危ない。
- 君主にその能力以上のことを強要したり、ひくにひけない事情にあることを止めさせようとすれば危ない。
- 君主に人格者のことを話せば、あてこすっていると思われ、つまらない人間の話をすれば、おだてに乗るものかと警戒される。
- 君主の愛する者をほめれば、取り入ろうとするか・と疑い、気に入らない者を悪く言えば、試されているかと気を回す。
- 大雑把に話せば、何も知らないと、相手にされないし、詳細に論ずれば、消極的だと馬鹿にされ、計画を立てて大いに論ずれば、無遠慮だと、軽蔑される。





