事業経営は、戦い
社長学の一倉定氏は、事業経営について以下のように述べている。
「事業経営は、「市場活動」である。
この最も基本的であることが忘れられ、企業の内部を管理することが事業の経営であるかのような錯覚にとらわれている人々が大部分である。世に言われる「経営学」なるものは、この錯覚に基づく間違った思想と理論に満ち満ちている。そしてそれが計り知れない害毒を社会に流し続けているのである。
事業経営の最高責任者である社長は、この妄想に惑わされることなく、事業に対する正しい認識-事業の本質は市場活動である-を持たなければならない。そうではないと、正しい事業の経営はできないのである。
マネジメントと称する内部管理の理論は、事業経営を知らないやからの、きれい事の観念論である。事業経営にきれい事は危険である。事業は学問でもなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。
一倉定の社長学 第9巻 「新・社長の姿勢」より
マネジメントは、一倉氏がここで述べているような単なる内部管理の理論ではないと思うが、事業活動は、「市場活動」だとの言葉は、重要であると思う。
顧客に向かった事業活動でなければ、事業の継続は、あり得ない。
アントレプレナーにとっても、事業の視点は、顧客に向いていなければ戦いにはならないだろうと実感する。



