HOME >> 松下幸之助, 経営者 >> 大忍

2007年5月 3日

大忍

大忍というのは、松下幸之助さんが気に入られていた言葉であったようで、晩年には、とくにこの「大忍」という言葉の額を揮毫(きごう:筆により字を書くこと)されていたようです。

昭和52年に上から数えて25番目の若い取締役を新社長に抜擢されたときも、新社長が就任されて間もなく、当時、相談役でしたが松下幸之助さんは、一枚の額を持って新社長室に入って来られたそうで、その額にこの「大忍」という言葉が書かれてあったそうです。

その際に一言:「自分も同じ額を部屋にかけておくよ。きみがこの額を見るとき、私も見ているだろうとおもってくれたらいい」

Y新社長は就任以来、経営体質の強化の改革を断行し、先輩の3副社長に引退して貰うなど信念に基づく大胆な経営を行っていました。

役員の中でも「あの男は、クールで話にくい」などの声がでていたとのことで、松下幸之助さんもそのことを心配していたとのことです。

 また昭和55年に神奈川の茅ヶ崎に「松下政経塾」を開塾された(吉田松陰の松下村塾が念頭にあった)際にも、塾生が入る各部屋には、自ら心を込めて書いたこの「大忍」の額が「素直」の額と並べて掲げていました。

 現在、松下政経塾の出身の政治家の中にもこの「大忍」を座右の言葉とされている方が多数おられるようです。

この「大忍」に込められた意味は、「大きな志を持てば大きな忍耐が求められる。大きく忍び、おおいに忍んで大志を遂げて欲しい。」との思いだったようです。

ちなみに【字通】によるとの語源は、「能くするなり」とあり、忍耐の意。耐・能などと同声。『たえる、こらえる、よくする、しのぐ。しのぶ、がまんする。ゆるす、おさえる。むごい、平気。音からすると刀の刃部に光のあることを示す刃で靱と通じ、しなやか、しなやかでつよい』などの意味になるとのこと。

ソーシャルブックマーク
 append.gif append.gifYahoo!ブックマークでこのサイトを登録している人数人が登録 news.gif add-16.gif clip_16_16_w.gif newsingブックマークに登録する イザ!ブックマークに登録する del.icio.usブックマークに登録する

« 一つ前のエントリーへ | HOMEへ | 次のエントリーへ »

松下幸之助, 経営者カテゴリーの関連記事】

部下育成のための4つのポイント
大忍
指導者はその仕事が好きでなくではつとまらない
最初に志ありき
素直な心
経営の第一歩は、人間観の確立から
青春
傘商法
うまくいかない原因は自分自身の内にある
道を開く
雨が降れば傘をさす

投稿者 incubator on 2007年5月 3日 09:32

大忍を最後までお読下さいましてありがとうございます。
大忍,松下幸之助に関するトラックバックやコメントを受け付けています。
大忍,松下幸之助に関する記事をお持ちの方や大忍,松下幸之助関連のブログをご紹介ください。
必ず訪問させて頂きます。

このエントリーを友達に紹介する!

友達のメールアドレス:

あなたのメールアドレス:

メッセージ(オプション):

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://0dam.biz/cgi/mt/mt-tb.cgi/62

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)